第40回日本脳神経外科コングレス総会

ジャーナル

ジャーナル4月号

第40回日本脳神経外科コングレス総会の愉しみ方

第40回日本脳神経外科コングレス総会は2020年5月14日(木)~17日(日)に大阪国際会議場にて開催させていただきます.歴史と伝統ある本学会を担当させていただきますこと,金沢大学脳神経外科学教室,同門一同大変光栄に存じております.本誌では,毎号コングレス総会の案内を掲載していただいています.これまで2019年8月号「第40回 日本脳神経外科コングレス総会開催に向けて」,11月号「第40回コングレスでの新たな試み」,12月号「第40回記念企画と海外特別講演」,2020年1月号「文化講演と米国,日本脳神経外科コングレス会長講演」,2月号「専攻医の知セミナーと特別企画」,3月号「プレナリーセッション,モーニングセミナー,ハンズオンセミナー」と異なる話題をご案内させていただきました.今回4月号はご案内の最終号になります.本号では第40回日本脳神経外科コングレス総会の愉しみ方について,参加者の年代別,社会的立ち位置別にお知らせいたします.

①専攻医

初日にぜひご出席いただきたいと思います.午前11時から始まる専攻医の知セミナーでは脳神経外科医療の基礎知識を,約5時間で一気に学ぶことができます.“脳神経外科基本の知”では疾患の病態と診療に関わる内容,“脳神経外科研究の知”ではキャリアデヴェロップメントに関わる内容で脳神経外科医としての生き方の道標になるでしょう.振り返って繰り返し学ぶことができるようにハンドアウトを準備いたします.昼休憩の20分間には軽食を準備し,会場で食べることができるようにしました.ただし,セミナー中には飲食されないようマナーを守って聴講いただきたいと思います.16時からの3Dビデオ教育セミナーでは,3D眼鏡を着用し,エキスパートの先生方からの専門領域の基本的な手術手技について学びます.2部構成で20時まで続きますので,2度目の軽食を準備いたします.

②専門医・指導医

コングレス総会は短期間で脳神経外科医療全般をオーバービューすることができる唯一無二の学会です.自身の専門領域以外の先端知識を得る余裕のない日常の中で,専門領域外を学ぶ絶好の機会だと思います.可能であれば,初日は自身の関心領域をハンズオンで学んでいただき,2日目から4日目まで続くプレナリーセッション全体を通じて聴講いただきたいと思います.今回のプレナリーセッションをご担当いただく先生方には下記の通底するフォーマットでご講演を依頼してあります.

(1)
歴史
これまでに何がわかり(病態の理解),何ができるようになったか(治療).
(2)
最新知見,最先端治療
この数年で得られた最新知見,これに基づく最先端治療.
(3)
未解決課題への挑戦
今後どのような研究をして(研究の提案),どのようなパラダイムシフトが起こったら(どのような病態理解が得られれば,あるいはどのような器具が開発されたら)解決可能か.

プレナリーセッションを通じて,脳神経外科医療全体を俯瞰し,自身の現在の立ち位置を改めて認識していただくとともに,次の一手を考えるヒントを得ていただければと願っています.また,今回学会主催としたモーニングセミナーでは脳神経外科治療におけるM&M(Morbidity & Mortality)に焦点を当てました.これも自身の診療と後輩の教育に存分にお役立ていただきたいと思います.

③開業医・一般の脳神経外科外来を担う先生方

平日に休みを取得し,学会に出席することは難しい環境と思います.そのような先生方には3日目の土曜日の午後から日曜日にかけてぜひご出席いただきたいと思います.土曜日の午後には第40回総会記念講演として第4回コングレス会長を務められた菊池晴彦先生の記念講演が予定されています.現在を生きる脳神経外科医への熱いメッセージを賜ります.文化講演では立川志の輔師匠に,日本独特の文化である落語について楽しいお話しをしていただく予定です.また,特別企画として最先端脳科学研究,プレナリーセッションでは“パラダイムシフトの知”として,最近の脳神経医療で劇的な変化を遂げた分野のご講演が予定されています.さらに,最終日の日曜日には,脳神経外科医療でcommon diseaseとされる外傷,虚血のプレナリーセッションに加え,“脳神経外科診療の知”として,頭痛・めまい・認知症・てんかんの最近の話題と脳ドック診療についてのご講演が予定されています.明日からの日常の診療にすぐお役立ていただける内容となっています.

コングレス会員の先生方にとりまして有意義な会にするべく準備を進めております.多くの先生方のご参会を何卒よろしくお願いいたします.

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